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秋の気配 [牛どん日記]

久々に蒸し暑さがよみがえってきて、久々に休みがとれて、久々に洗濯やそうじをしたり昼寝をむさぼったりした。
暑い日があったとしても、日毎に日は短くなり秋はすすんでいく。
9月になったその日に、日本を揺るがすニュースが走った。これを9.1ショックと名づけよう。去年と同様、またもや9月は新宰相を選ぶことで費やされることになってしまったのだ。これこそもっとも金も時間ももったいないことだと思うのだが。
少なくともやることをやって、刀折れ矢が尽きて退陣するということではない。またなにか不祥事が発覚してそのケジメをつけるためやむなくやめるということでもない。健康問題は問題ない、と自らいっているのだから「人ごとのよう」といわれてしまうのだろう。「誰が首相をやっても同じ」という言葉の裏には、周りをがっちり固める自民党なり官僚組織の存在があったからなのだろうが、もう今は違う。官僚も政党もガタガタなのは国民みんなが知っている。
党から選ばれるというよりも、個人的資質を重視して選ばれるアメリカの大統領選挙がうらやましい。福田氏は史上最低の首相といわれるだろう。やめるどころか、家族や従業員の生活のために必死で店を経営しているラーメン屋や町工場のオヤジのほうがなんぼかマシではないのか。
時はすぎゆき、あらゆることに裁定をくだす。誰が次の首相になりどう日本が変化していくのか、どうなろうとも明日に向かって走ることをやめるわけにはいかないのだが・・・
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狼たちの群れ [牛どん日記]

H店というのは、とても他店からのヘルプが多い店なのだが、そのことからくる特色がある。それは店特有の統一された雰囲気や結束感がないことである。いわば野球の日本選抜チームのようなもので、半分は巨人、あとの半分は各チームの代表、みたいなところがある。みんな野球というか仕事はできる。しかしまとまってはいないのだ。
したがって淡々と自分の仕事をこなすだけで、まるで面白みというものはない。
まあこれでも店は回っている。これがこのH店の空気なのだろう。AホテルやBホテルと大きく違うところでもある。
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かけまわる [牛どん日記]

二つのホテルと牛丼屋と、3つの仕事場をかけまわってくると、さすがに疲れもでてくる。時は夏、どれも一番忙しいときだ。しかしその忙しさも8月でひとまず終ることは承知の上田市。9月からの忙しさは8月と違う。
今年の夏はどうかといえば・・・・あまりいい夏ではないだろう。ガソリンの高騰がなんといっても痛い。少子化・ドライバーの高齢化・省エネルギーに加えてガソリンの高騰は自動車にトドメをさす。不要不急のドライブはしない。買ったクルマはくたびれるまで乗り続ける。こういった本来のクルマとのつきあい方によりクルマはもっと売れなくなる。
みんなが車を買わない・運転しないことにより徐々に排気ガスも減り、空気もきれいになっていくだろう。むろんCO2もへる。いまかってはあたりまえだった、大煙突から黒い煙がもくもくでているような工場の風景もほとんどみない。
これはいいことなのか悪いことなのかよくわからない。車が売れない使われないことによってどれだけの産業や雇用に影響がでてくるのかもわからない。ガソリンが高騰すればまずガソリン自体も売れなくなるわけだから。
だんだんがんじがらめになってきているわけだが、もともと自分は3つの仕事で縛られているわけだから、これ以上は悪くなることもあるまい。
みなさん、何とかして8月をのりきりましょう。
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この週末 [牛どん日記]

どうやら天気もいいし、気温も高いし、ホテルなどのプールはオープンかするしで、混むところは相当混むだろう。
舞浜周辺の混雑は・・・・想像さえしたくない。とくにTDHははじめての週末なので、もう人の山でどうしようもないし、これを切り抜けられるかがまずポイントだ。TDRへいく人にとっては大きな楽しみが増えたわけで、まあいかなきゃ損とまではいわないが、個性の強いホテルだから見る価値はあるだろう。あれだけいろんな報道がされればなあ。
アイフォンも売れ行きはどうなのだろうか。意外に地方では容易に手に入るということもあるかもしれない。本体価格はともかく、毎月7000円を越える維持費はどうなのだろうか?だんだん、大人のおもちゃという感じがしてきた。それがアップルの狙いだろうから・・・

いっぽう牛丼屋はどうかというと、こりは閑古鳥に近いだろう。そもそも牛丼やカツ丼は夏の食べ物なのだろうか?
まあ年中食べられるものだが、うな丼ならともかく、どんぶり物はどちらかといえば寒い時期の食べ物という感じがするのだが・・・。カレーは夏食べたほうがよいような気もする。
とにかくもう少し純正スタッフ、すなわちこのH店で募集し採用したスタッフが増えないことには話しにならぬ。ポツポツネット経由で応募はきているらしいのだが・・・
夜勤勤務は逆に二人しかいらないから採用はされてもシフトにはあまり入れない。
昼間は人がいないからシフトに入れるがそのぶんきついし時給が安い。
こんなところが敬遠されるのだろうか。
TDHから一介の牛丼屋まで、悩みはつきない。
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おおいなる幻影 [牛どん日記]

まあそういうわけで、うちの店は特に異常なのだろうけれど、今のフードサービス業界などは多かれ少なかれ同じような状況がみられるだろう。牛丼屋やハンバーガーなどチェーン店は仲間の店が多くあるから助け合いができるだろうけれど、単独でやっているような店は一体どうしているのだろうか。人の手を借りるほど忙しくないひまな店も困るけれど、客が多くてスタッフが不足している店もまたとっても困るのである。
大手のコンビニでは1時間単位どころか、15分や30分単位で人を募集し仕事をしてもらっているところもあるらしい。人手があまってどんどんリストラしている大企業と、慢性的に不足をしているサービス業界。
やはりなにか矛盾を感じる。
こんな状況でなんでネカフェ族とか、ワーキングプアが生まれるのだろうか。確かに牛丼屋でいくらバイトをしていても何か身につくことはあまりないかもしれない。しかし大切な仕事であり、劣っている仕事ではない。世の中は給与を多く得られる仕事がよい仕事ではない。人に満足を与えられる仕事が価値があるのだといえる。人間の能力に差はあっても、する仕事の価値に優劣はないのだ。
けれども収入は見合ってはいない。それが資本主義というものだ。

いま生きていること、そしてこれからも生きようとすること。それ以外に何があるのだろう?

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7人のサムライ [牛どん日記]

バイトを始めて通算10日稼動をすぎれば、なんとなく全体のようすもわかってくる。
この店は何度もいっているように、極端にバイトが少ないというのはわかっていたが、これほどまでとは思わなかった。
まず自分以外の固定したメンバーと一緒にやっていることがない。あっても月に2・3回だろう。
シフトは一応1月単位で組んではいるが、実質は10日くらいで組んでいるようだ。でないとヘルプの関係から組めないのだろう。いまこういったチェーンの飲食店はとてつもなく人手不足であるから、たいてい1週間くらいのスパンでシフトを組むようだ。飲食店に限らず、ホテルやコンビニやスーパーも人は不足している。人手はほしい、しかし人件費は抑えたい、これが悩みどころである。
次月というか、次週のシフト予定を見ると驚く。ようやく私の名もワープロで打たれているのだが、同じ時間帯には私のほかに5人しか名前が書かれていないのだ。そこで仕事が終わってから先輩であるTくんに聞いてみる。Tくんもむろん他店からのヘルプである。
「この店は、極端にバイトが少ないみたいですね」
「そうですね。なんだか7人くらいしか直属のバイトはいないらしいですよ」とTくん。
「ええっ7人ですか?それじゃ回るわけありませんよね。もうヘルプがしょっちゅうですね」
「というか、ヘルプがいないとやってけないでしょう。僕もよく頼まれますけど、正直やっぱり他の店はやりたくないんですよねえ」
「あっそりゃそうでしょうね。やはり自分の店がいいですよね」
「しかもこの店は忙しいし・・・」
「えっこの店忙しいんですか?」
「ええ忙しいですよ。僕のM店なんかもっと狭いしお客さんちょぼちょぼしか来ないし」
なんと、このH店よりももっとヒマな店らしい、M店は。ということは、バイトが仕事にあぶれることもあるわけだから、そういうバイトにとってはこのH店はありがたい店でもあるということになる。しかし他店のヘルプは当然自分の店よりも遠くからこのH店に通勤するわけで、かつ忙しいわけだからなかなか大変だろうと思う。
まあ同じチェーンであるからお互い様でということだ。しかし、このH店から他店にヘルプにいくことはありえないだろう。
しかし7人とはおそれいった。しかもその他のバイトは大胆にも週に1・2回しか入っていない!
これではゆくゆく週3回平均の私が、やめない限り労働時間累計のトップにいくことは目に見えている。

これではロートルの私が、即採用されるはずだよな・・・。誰でもよかつたんぢやなひか・・・?
そう思ってがっくりきたが、気をとりなおしてがんばることにしよう。

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波状攻撃 [牛どん日記]

牛丼屋でのバイトもかれこれ10日くらいになる。精進のかいあって、なんとか客のあしらいが形になってきたかのように思える。自分でいうなよ。ま、とにかく経験をふむのが大事であって、客が店員を育てるというのはホテルでもなんでもみなそうである。
さて一応そんなに混まないとはいえ、JRの駅の前に店はあるから、夕方から夜の夕飯どきにはそこそこ混む。たいてい、駅からおりたった帰路のサラリーマン・サラリーウーマンが夕食として食べたり、持ち帰り弁当を買ったりしているのである。だから客は圧倒的に男が多い。私の働く店はすき家や松屋とちがいプラスチック系統の明るいテーブルや椅子ではなく、木の黒っぽい色調の家具であるから、伝統的な蕎麦屋や定食やで食べているような感じであるため、一人で食べていてもあんまり物悲しくないところがいいと思う。
10時ごろ、しかたなく一人でマックでチキンフィレオセットやシャカシャカチキンを食べる・・・。
これは悲しいよ・・・・いくらマックがすきでも・・・・
当店で10時ころ牛丼やカツドンをざるそばと一緒に食べる・・・・。
これは、わびしくない。だから男はうちの店で食べるのだと思う。
それはいいのだが、夜9時をすぎれば、電車の発着と共に客が訪れるようになる。6時や7時台よりも、9時をすぎてからが忙しい。やはりコンビニの弁当よりはましだろうという感覚だと思う。確かに値段もコンビニとたいして変らないし。
ちなみに、駅前だから、サンクスやローソンなどもちゃんとある。
波状攻撃がはじまると、いっぺんに注文が5件くらい発生し、いっぺんに5件作り、いっせいに5組食べ始め、いっせいに5組食べ終わり帰る。こちらもいっせいに5組のあとかたづけをし、いっせいに5組の食器を洗うということになる。そして一段落するとまたすぐ次の5組の波状攻撃が始まるのである。
勤務は10時までなのだがちょうど10時前後にこの攻撃が必ず毎晩繰り返される。したがって10時にはあがれず、ひどい時は30分くらい延長になってしまう。
でも私はいいたい。
夜10時ごろ食べる牛丼やカツドンが、一番うまいんだよな・・・・・。
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使いまわしは人間だけにしよう [牛どん日記]

大手のレストランチェーンのクリエイトレストラン傘下のしゃぶしゃぶ食べ放題店で、客の残した肉を再利用していたことがわかったという。そのレストランはテナントとしてイオンのSCに入っていたが、イオンの勧告にしたがってただちに閉店・撤退を決めたという。
吉兆で明るみに出た使いまわしだが、このニュースを聞いたときに誰もが思ったろう。「他のレストランや飲食店は大丈夫なのか?」と。この懸念が早くもあたってしまったわけだ。こういう露見はまず内部の人間でないとわからない。客にわかるようにやるバカな店はないからだ。
いつかもいったように使いまわしはどんな店でもしている。しかしほとんどそれは内部で消費して・・・まかないとかしたごしらえ用とか・・・外部に、つまりお客用に再利用することはない。それが最低で必須のモラルであろう。従って客に対する使い回しをしたとたんにその店は客からお金をもらう資格や権利を失うというべきだ。わが牛どん店の事務室にも「使いまわしは絶対するな」云々の厳しい通達が張ってある。こんなありふれた牛丼店ですら守ろうとしている事を、守れない、破る店が全国にはどれだけあるだろうと思う。
一人の人間をあちこちに使いまわすのはいいことだが、また一つの食材をいろんな用途に使うのもいいことだが、使いまわしはいけないことなのである。
今後いろんなチェーンの内部告発がひんぱんに起きれば、この問題はもつと大きくなるだろう。

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やっぱり、おもろー [牛どん日記]

どうやらこのH店は、土日曜日祝日は、ヒマそうである。ツユのさなか、しとしと降る雨の日曜日の夜、H店には客が少なかった。大体いつも3・4人。食べ終えるといっせいに帰ってしまうことがあるから一時的に店に誰も客がいないということもあり、精神的にラクだった。
しかし週末は客もいないがバイトもいない。
ずっと2人でやっていた。
後ろで料理を作っているのはきのうと同じ山田(仮名)くん。彼はなんと、私が研修をうけたN店の所属だが、あまりN店で働いたことはなく、ほとんどこのH店だという。
だから私がN店のことを話したときも、あまり知らないふうだった。
さらに聞くと、N店ではオープンのとき、このH店のヘルプ要員としてかなりのバイトを採用したという。
このH店でのヘルプは織り込み済みなワケだ。
つまりまず先にこのH店ができた。売上もともかく、バイトがとにかく集まらない。
(それはそうだろう。学生やフリーターが集まるところではない。そもそもここになぜ店を作ったのか理解に苦しむ)
次にすぐ近くにN店を作った。ここはターミナル駅で客もバイトもわんさかいる。よしH店は人が集まらんからH店要員として一緒にその分も募集してしまえ。
こういう流れだろう。だからヘルプは圧倒的にはN店からが多い。あと他の店からもある。これはいかにN店があってもやはりすべての時間帯をN店のヘルプでまかなうのはムリだからだろう。

おかげで生粋の、かつ貴重なH店あがりのバイトの私は非常に困惑する。
誰がここの店のバイトなんだ?


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やはりヘンな店であることは間違いない [牛どん日記]

本来の店で働きはじめてから数日たつが、やはりヘンな店であると思う。何しろ店長がいなく、つまり社員がいなくてバイトの親玉といえる女ボスの方が実質しきっている。私もこのボスに面接をしてもらったのだ。しかしこのボスもしょせんバイトであるから夕方にはお帰りになられる。そのあとは本当に翌朝まで平のバイトだけになるのだ。
前にもいったように、この店は決定的にバイトの数が少ない。だからねんがら年中、というよりほぼ毎日他店からヘルプを頼んでいる。だからもともと毎日クルーの顔ぶれが変るところへもってきて、さらにややこしいことになる。
「おつかれさまです。きょうもよろしくお願いします」と挨拶すると
「お疲れです。XX店からきたAです」とむこうも挨拶をし、それから私の名札をみて
「地底人さんはどこの店なんですか」と聞き返すので、
「ア、私はここのH店です。まだ新米ですが」というと、
「ああそうなんですか」となんだかほっとしたようにいう。
考えてみるとなんだか間の抜けた会話ではある。
もともとシフトで動いているバイトは、すれちがいで会わないことも多いから、入ってから数ヶ月たって初めて遭遇するということもありえるだろう。そしてまた次回あうまでまた1月ということも。しかしこの店は毎日ヘルプが入るから今日が会うのが最初で最後ということもあるだろう。しかし一番近い私が研修したN店からのヘルプが一番多いようではある。
よくしたもので、客が多い店は所属するバイトの数も多いから、あいているものをヘルプにまわせるのである。ヘルプのバイトもその分働けるから金にはなる。もしヘルプが全くいなかったら、社員が8時から22時などという地獄の通し勤務をしなければならないのだろう。
こういった実情では、私がクビになることは、よほどドジを踏まない限りはないだろうと思ったりして・・・
しかし3人のクルーのうち2人がヘルプなんていいのだろうか。
仕事が終わり交代したナイトのクルーのうち一人もヘルプだった。やはりヘンである。
あたりまえのことなのだろうか?
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