今年の重大ニュース

一年も経てば、いろんな出来事ニュースがある。同じ出来事が人によって受け止め方が違うから、受ける印象やインパクトも大きく異なってくる。あの人にとっては大ニュースでも、自分にとっては大したことない。そんなふうにせせらわらいつつまた来年も過ぎていくのだろう。

今年のニュースを振り返ると、災害や事故にまつわるものが多かった。もつともそれはいつものことだが。京都のアニメーションプロ放火や幼児の虐待死、あおり運転による殺人、高齢者の過失運転による事故、いずれも若い人や幼児の命が絡んでいただけに痛ましいとしかいいようがない。どんなに糾弾しても、命は戻ってこない。無期懲役になっても、本人が法廷でバンザイするのならなんのための裁判かとも思う。

日本の車はおそらく世界に先駆けて安全運転支援システムが採用されるだろう。そもそもこんな狭い国で高性能の車がビュンビュン飛ばす。危なくてしかたない。そのあいまであおり運転された日にや、怖くて運転などできない。運転する人の態度や性格がもつと問われていいだろう。

薬物の問題も多かった。しかしいつも思うがこの問題の決着はない。保釈されて頭下げて、執行猶予で謹慎して、数年おとなしくすればまたスクリーンやメディアに復帰する。こんなこともうんざりだ。もう一度逮捕されたら数年間は芸能界に復帰できないというルールもひつようだろう。野球界の永久追放のように。

災害も多かった。しかも復旧は全然はかどつてない。いまだに仮設住宅の入居者は少なくない。あえて入居してる人もいるかもしれない。実際のところお金がなければ家を建て直したり車を買うなぞ無理な話である。この先長くない人生なら仮設住宅のままで十分と、私なら考えるかもしれない。スポーツは今年も注目された。サッカーがやや落ち着いた分、ラグビーと女子ゴルフに全部もつてかれたかんあり。テコンドーや相撲など、よくない話題もあつたが。ただラグビー女子ゴルフなどその時時でスターがちゃんと出てくるのはすごい。米のプロバスケットボールもわすれてはなるまい。

来年はどうなるだろう？唐突だが、景気が悪くなる気がしてならない。なぜかと言われれば困るのだが。少なくとも中国や韓国は危険信号だろう。来年も大型の買収や統合や合併は起きるだろう。自動車メーカーはさらに統合されるにちがいない。でなければ世界では戦えまい。

今年も多くの人がなくなつた。寂しい限りだ。来年はどんな人がなくなるのだろう？

そんな予想はしたくない。