征く人 [ニュース]
今頃の時期になると、今年亡くなった人の特集がグラビアで組まれる。それをめくつてみると、自分の知らないたところで多くの人がひっそりとなくなっていることに驚く。有名な俳優やグラビアモデル、声優、画家、写真家、派手だった予備校講師なんてのもいる。からのクハラのように、悲惨を絵に書いた最後もあつた。自宅や病院ならいいほうで、ツアーの最中や飲み会の途中で倒れた人もいた。死因の病気も実に多くさまざまで、老衰なんてほとんどない。そのひとたちが若々しく笑っている写真を見るともうこの世にいないのはしんじられない。
しかし、俳優にしても歌手にしても映像やCDで記録されている限り幸せだと思う。いつでもその人に会える。作家なら、本を開けばその世界に飛び込める。何かを作れる力を持った人は羨ましい。
八千草薫はいつてしまつたが、今日マチ子はどうなのだ?テレビやスクリーンに出ないとその生き方が心配になる。カーズの実質リーダーが亡くなったのもショックだつた。よる、早速カーズのCDを引っ張り出して夜中聴き込んだ。ハートビートシディは不朽の名曲である。こうしてみると、世間はやはり順番でお迎えがきているらしい。中には不合理で非条理な死もあるが、それだつてちやんとおかえしがくると、密かに信じている。
2019-12-18 09:57
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