離脱か残留か

今年もあつというまにあと2週間になつてしまつた。慌ただしい深夜、ふと思い出して航して雑文をひねるのもいいものである。

今年もいろいろな事故や事件や出来事があったが未解決でもやもやしたまま過ぎていくこともおおい。キャンプ場から忽然と行方不明になつた女児の消息はいまだわからないままだ。普通なら親にクリスマスのプレゼントをせがんでいる時期だろう。一昔前ならとつくに神隠しとして処理されているケースだろう。しかし現代では無論そんな曖昧なことでは許されない。いや神隠しで納得できるならそのほうがいいのだろうが、親や周囲の人には到底それは理解も納得もできない。一体短時間の間にどこへいつたのた？小さな体とはいえ、虫や犬ではない。この事件の解決は見えるのか？考えられるのは誰かの手による誘拐拉致であるが、もちろんそんなことはとつくに想定されているだろう。

さてほかの大問題といえば英国のAU離脱問題だろう。一時残留にも大きく動いたが、この度の総選挙の結果でまた離脱に大きく動きそうである。英国のことといつても、必ず将来の日本の経済にとつては大きな影響があるのは間違いない。英国が風邪をひけば、フランスもドイツもアメリカも日本も発熱をする。ギリシャの比ではないだろう。イギリスと日本は同じ海に囲まれた島国のせいかなんとなく親近感があるようだ。女王陛下を抱いていることもいい。ホームズとビートルズを生んだ国の衰退は見たくない。総選挙の結果が出たからと言ってすぐ離脱できるわけでもなく、まだ結論は数ヶ月かかるだろう。その間またけんけんガクガク紆余曲折、しかし離脱しても残留しても英国の未来にはくらい大きな穴がぽっかり空いているようである。来年の春はどうなつているだろうか。