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ソロモンと64 [映像]

いよいよ今週はソロモンの偽証の後編だ。、これは絶対見逃せない。実は前編に比べて後編は盛り上がりに欠けるとか、しりすぼみという批評も知っているけれど、そんなの関係ない!ソロモンは明らかにいまの映画ひとつの到達点であると思う。原作、脚本、キャスト、そして演技。これ以上の作品には年間を通してもなかなかお目にかかれない。何と言っても、主演の中学生たちの演技が素晴らしく印象に残る。この作品後彼ら彼女らはいろいろな映像に出るだろうが、これ以上の作品に出会えて、これ以上の演技ができるだろうか?心配にもなってしまう。ソロモンについてあまり語ると興味を削がれる。見なければ語れず批評もできない。とにかく後編の放映をまとういまは。
ソロモンが一方の雄とすれば、他方の雄はこれも間違いなく64 だろう。いまもてるすべての力が結集されたといつて過言ではない。これも過去に何度も映像化されているから、ストーリーに触れることはやめよう。横山作品独特の、重厚な折り重なった人間関係の激突が描かれている。とにかく疲れる映画でもある。なにしろ一回見ただけではよくストーリーが把握できない。俳優が皆渾身の演技をしているので瞬きできず、余計疲れる。前後編合わせて4時間だから、何回見ても飽きることはないだろう。今年の映画の一位はこの作品以外はなく、他の作品は時期が悪かったと諦めるしかない。原作を読まないと理解できないから、原作の小説もまた再び売れだすことだろう。テレビの64ももう一度見たくなった。あれもなかなかいい演技をしていた。あれがあつたから、映画化もされたのだろうか。原作が良ければ、なにをしてもいい作品になるという見本か。横山氏も、この次の作品には苦慮するだろう。なかなかこれ以上の作品は本人でもそうは書けないだろうから。もちろん読者としては、早く次の作品なり映像を見たいのだけれど。

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