スマートフォン

各社がスマートフォンに力を入れるというのも、もう普通のケータイだけでは先行き売れないと思うからだろう。なぜなら普通のケータイでは新しく買う人はどんどん限られてくるからだ。そしてふつう、普通の人は1台ケータイを持っていれば足りる。もし2台目以降の需要をとりこもうとするなら、1台めとは違った性能や機能を提供しなければならないし、またユーザーもそれを求めるだろう。したがってスマートフォンを持とうとする人は限られてくる。何百万台も売れるかと思われたアイフォンがそれほどでもないというのは別にアイフォンの人気がなくなったわけではない。もともと日本にはそれほど多くのスマートフォンユーザーはいないからだと思う。
今後多くのキャリアから続々スマートフォンが出ても、スマートフォンなら普通のケータイと違って、あんなこともこんなこともできますよ、そんなに難しくないんですよ、という啓蒙活動をどんどんしていかないと結局はさほどユーザーが増えず、一部のマニアだけが使うもの、になってしまうだろう。どれだけ全体的にユーザーがふやせるか、はそこにかかっている。むろん各社もそこそこは宣伝もしている。しかしもともと興味がある人向けではたいした効果もみこめない。もっと一般の人をひきつけなければ･･･・