毎月いくらかかるのか

スマートフォンを買うにあたってはもっとも気になるのは料金だ。スマートフォンに限ったことではないけど、スマートフォンは本体を買えばそれで終わりというものではない。毎月毎月使った分の電話料金や通信料金をとられる。これが一番大事である。その端末を使う限りは永久に払わねばならぬ料金だから、ようっく吟味しなければならないのはむろんである。すでに自宅でパソコンをもちＡＤＳＬなどを使っている人は、ほぼもう1セット分の通信料金がかかると思っていい。
だから、コストをかんがえるときは、本体端末の価格+電話料金+ネット接続料+ネット通信料金（パケット料金）でみなければならない。買うときに少々端末代金が高くても、毎月の料金が割安なら、たとえば2年間使うことを考えたら支払総額はかえって安いことも多々あるのだ。
電話会社はきたないから、端末代金が安いということでユーザーをひっばり、通信料金が意外に高いことを隠す。そんな手にのってはならない。

結論からいってしまえば、スマートフォンは全然安いといえるものではない。本体端末の機能が高いから、端末代も毎月の料金も高いのは当たり前といってしまえばそれまでだが、学生やおとしよりが毎月気軽に負担できる金額であるとはいいにくい。しかし普通のケータイにも毎月8000円も1万も払っているのだったらスマートフォンに変えても問題はないだろう。
たとえば3大キャリアでもっともスマートフォンに熱心といえるソフトバンクの場合、Ｘシリーズでみると
ホワイトプラン980円･Ｓ！接続料315円･パケット定額5985円で7280円がかかる。むろんパケットをあまり使わなければこれより安くなるが、スマートフォンでパンバンブラウジングしていたらあっというまに定額の上限はこえてしまうだろう。だから最大価格でみたほうがいい。また他社のケータイや固定電話と話したりメールすればその分の電話料金が加算されるのもむろんである。