SSブログ

恵まれるとは不幸なのか [説教]

恵まれた環境にある人は、心が豊かで温かくあるべきなのに、かえって、疑い深くて不人情である。物質的には豊かでも、心は貧しく卑しいためだ。(菜根譚)

一生懸命努力してなんとか人なみに家を建て、子供を育て、暮らしも安泰となってきた。するとなんだか自分が偉くなってきたような気持ちになり、世の中に怖いものがないと思うようになってくる人がいる。いま自分がこうしているのにどれだけ多くの人の教えをうけ、迷惑をかけてきたかを忘れて・・・。人は自分ひとりの力では成長できない。他人に迷惑をかけない人間など一人もいないはずである。
国会議員も高齢化するにつれて、子供や孫が跡をついで議員となる。しかし2代目3代目は初代と違って一人一人に頭を下げて話をして支持者を増やしてきたわけではない。親や祖父の地盤や支持者を引き継ぎ議員という地位を引き継いだ者がほとんどだ。強い意志をもって議員になり、政治家にならんと欲したのか。わずか1年で国の最高権力者の地位をなげすて隠遁してしまう。そんな彼らをみてると政治家とは何だとおもわざるをえない。豊かであれば、余っている分を弱者や貧者に分けるということができてもよさそうなものだが、自分の都合や幸福ばかりを求める人々はなってはならない職業がこの世にはある。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

宴のあと転がるコメ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。