天変地異

ミャンマーをサイクロンが襲ったと思ったら、こんどは中国で大地震だ。どちらもまだまだ損害や犠牲者は増えていく。いつも思うことだが、何故災害はスマトラやミャンマーや四川省など、どちらかといえば弱者や貧しい者が多い国や地域を襲うのだろうか。ロンドンやニューヨークやパリを大きい地震や洪水が襲ったという話はあまり聞かないのである。
いつだって犠牲となり家や家族を失い悲嘆にくれるのは貧しいつつましい生活をしている人々だという思いがしてしまう。日本でも大きい地震が起きるのはどちらかといえば田舎であり地方都市が多い。東京と大阪も体験してはいるが･･･
とにかく悲惨としかいいようがない。どうしたら助けられるのだろうか。災害には国籍も宗教も国境もない。あるのはただ人を救う･助けるということだけだろう。ふだん世界平和とか日中友好とかほざいているなら、今こそ世界は救いの手を伸ばすときだ。
それにしても中国も不運だ。こんなときにオリンピックを実行するつもりなのだろうか･･･