君が人生の時

自分がうまくいかないとき、人に八つ当たりするのはよくないことだ。それがモノであってもよくないことだ。
傘でチューリップの花を次々と落としていく男のビデオをみるとそんなことを思う。
そういうことをするとこの男はスカッとするのか。しかしこの男は人のモノだからするのである。同じことを決して自宅の食器類や家具には絶対にしない。
また次々と赤色のスプレーで車にふきつけるという事件もあった。数年前には何100台という車のタイヤに全部穴をあけられということもあった。
これをして何が楽しくなるのだろうか。満員電車の中で女性の髪を切り取ったり、スカートなどの服を切り裂いたりする犯行も似ているような気がする。
ひとが困るのが面白い。
ひとを困らせて、ざまあみろといってやるのがすき。
そういうのに限って、自分が困る立場に追い込まれるとなんにもできないやつが多い。

早く死にたいなら独身でいよ

独身の男女が増えている。
いつまでも一人でいるとロクなことがないというが･･･
結婚が遅い･・子供が生まれないか、生まれても少ない･･･年取った父母になる･･･・運動会に親が参加しなくなり、まわりでみてるだけ･･･まあそれはどうでもいいが･･･・年金がますますもらえなくなる、収入がないのだから･･･税収も減って医療費などの支出は増えてますます国は貧乏になる･･･・まあこれもしかたないが、結婚するならまあよしとしよう。
結婚せず一生独身を貫いた場合「45-54歳の独身男が10年いないに死亡する確率は妻帯者の2倍｣だそうだ。妻と一緒にいない者、つまり未婚･離婚･妻と死別したものの死亡率は確実に上昇するのは確からしい。
独身男が増えればふえるほど寿命は短くなるということか。
むろんだからといってムリに結婚することはない。しかしかって知識人がいっていたように、「どんなに不細工な相手であろうとも、結婚しないよりはマシ｣というのも真実ではある。
ところで女性は独身を貫いても死亡率は変らないらしい。やはり女性のほうが孤独には強いのだろうか。

信じる

つまらぬ人間からは嫌われたほうがよい。彼らから喜ばれるようになっては困りものだ。すぐれた人間からはきびしく責められたほうがよい。見放されて寛大にされるようではおしまいだ。（菜根譚）

社会で生きるということはガマンして生きるということです。千人いれば千の個性があり、千人から好かれることもなければ千人から嫌われることもないでしょう。好かれること嫌われることを第一に考えてみてもせんないことです。ただ自分の好きな人尊敬できる人から嫌われたらこれはショックです。いろいろ厳しくいわれるから嫌われているんだと思うようでは、へっまだまだ甘いぜ。あなたを早く跡継ぎにしたいのでしょう。むろん本当に嫌いだから、あなたの能力なぞ関係なく厳しくあたるという困った上司もいるのですが･･･（女性に多いです）

信じるということ

人を信ずることができれば、たとえ相手の心が誠実でなく、だまされることがあろうとも、こちらは誠実を貫いたことになる。人を疑ってかかるならば、たとえ相手が正直であっても、こちらは偽りの心で接したことになる。（菜根譚より）

人を信じるも信じないも自分の自由だが、はなから先入観をもっていたらとてもつきあうことはできない。傷つくことや嫌われることが嫌で話すことをためらっていたり怖れていてもこれまた何も進展しない。自分を隠すことなく示すようにするなら相手もまたそのようになるだろう。会話をするということは互いに相手の心に近づこうとする行為である。その努力なくしてうわべだけの会話をすることは大いなる浪費であろう。