ディズニーランドの凄さ

きのう4月15日は、ディズニーランドの25回目の誕生日ということで、あちこちの新聞に全面広告もでてたし、ＴＤＬに関する特集記事もあった。当のＴＤＬも平日にも関わらず7万人もの入園者でにぎわった。夕方帰路についた私とすれ違う人々、つまりこれから入園する人々もいつになく多かった。これから一斉に記念のイベントやショーが始まり、より活気付くことだろう。
25年前はここ舞浜には何もなく、ただ駅とＴＤＬと広大な駐車場があるだけだった。それからホテル群やイクスピアリやボンボヤージュなどの周辺施設と直営のホテルもでき、さらにはディズニーシーが完成しいまの舞浜村が形成されたた。ＴＤＬの凄さは常に進化することであり立ち止まらないことである。いつも懐かしくいつも新しい。もはや少なくとも関東地方の人間でＴＤＬやＴＤＳにいったことのない人は皆無であろうといえるくらいの人気の高さだ。そして入園者の90％がリピーターといわれるほどのクセになる高品質なエンタテインメントの提供だ。
多くの記事で触れられているようにＴＤＬ･ＴＤＳの後に成功しているテーマパークはないといっていい。よくてボチボチだ。なにしろすべてのレジャー施設の売上の約半分がＴＤＲだというのだから凄い。
そして各記事の末尾はおおむねこう締めくくられている。しかしＴＤＲも将来の少子化高齢化の波で決して楽観的な見通しはもっていない、と。

ディズニーランドの凄さ

ディズニーランドは4月15日で開業25周年を迎える。そのためにもうＴＤＬはみんな25周年のお祝い仕様に一新されている。詳しくは写真をみてもらえばわかるが、モノレールもホテルへのシャトルバスも入口のゲートのうえにも、「25｣の文字が躍っている。「ボン･ブォヤージュ｣の入口でほほえむミッキーも25周年を祝っている。こういうところがやはりＴＤＬ･ＴＤＲは凄いと思うのである。やるからには徹底する。中途半端はしない。完全なものをめざし、そして維持する。ＴＤＲは一夜にして変ることがよくある。きのうまで何もなかったところに、朝は囲いができて中で工事を始めている。フェンスは高く、中の様子をみることは絶対出来ない。夢をこわさないためである。いま、ＴＤＬの隣にディズニーランドホテルが工事をしているが、これも周囲をフェンスでおおわれ、どんなふうに工事がされているかはわからない。ただし建物はもうかなり完成しているため外観は見えるけれど･･･。これも写真を参照されたいが。
ＴＤＬの成功の秘密はレベルの維持にあると私は思う。一度いけば別に2度目はいきたくないやと思うようなテーマパークや遊園地が多い中でＴＤＬだけが、といってよいほどリピーターが多いのはなぜなのか。それは何よりも子どもだけでなく、というよりもむしろ大人のほうこそ楽しめる遊園地にしあげているからだろう。決してこどもだましではなく、しかし大人を子供のときに帰らせるような演出の数々が優れているからだと思う。そして一旦つくりあげたもののレベルを永遠に維持し続けることへの執念。これが他のレジャー施設の追随を許さない秘密だと思う。

雨の4月

それにしても、しつこく降る雨だ。
新入学や新社会人など、世の中は新しくスタートをきる人々で満ち溢れているのにこの天気ではどうもやる気がそがれる。
ディズニーランドは4/15が開園25周年だそうだ。そしていろんなイベントが4/15からいっせいに始まる。
そのせいなのか、ＴＤＬはきょうあしたと2日だけ朝8時から18時までと開園時間が極端に短い。
きょうも雨の中を多くの観光客が歩いていた。
今月に入ってどれだけ雨の日があったろう？
不思議なもので飲み会やカラオケなど、家の中でやるものも雨が降っているといまいち気分がのらない。
人間はやはり動物なのだと思う。

ディズニーランドの裏側

きょうの舞浜は、金曜日ということもあって、ものすごくごったがえしてました。こどもや若者のグループのほかに中国か韓国からのツアー客も多かったようです。3時ごろまでは風もなくまずまずの天気でしたが、変な雲がでて空の色がみるみる変ったかと思うとザーッと降り出しました。突然のことで濡れた人も多かったことでしょう。その後雨は小降りになったのですが、冷たい風が吹き始めて、体感温度はぐんぐん下がりました。これをしおに帰る人も多かったようです。舞浜はとにかく川と海に囲まれたところですので、しばしば天気が変ります。とくに今はそれでなくても変りやすい春ですので、おりたためるビニールかっぱや傘はバッグの中に入れておいたほうがいいでしょう。また昼間いくら暖かくても夕方になると必ず風がふき寒くなります。長袖のシャツやカーディガンも一つ入れておくにこしたことはありません。
わがホテルはディズニーランドの裏側にあります。雨の日やきょうのように夕方から冷え込みますとスパが混み始めるのです。有料ではありますが、宿泊のお客さんは無料で入れるので夜間になるとたいして広くもないのにごったがえすのです。ホテルで大浴場･･･しかも外資系なのに･･･。こんなところはやはり日本のリゾートホテルです。そういえば客室も全部洋室ではありません。ちゃんと和室の部屋も何部屋かあるのです。そんなに利用客はいないと思いますが･･･。
あしたあさっては土日ですから一段と舞浜は混雑するでしょう。平日に休みがとれるならばわざわざ週末にいくこともありません。近くの公園などで花見をするのが一番だと、わたくし的には思ってます。

夕日の中で･･･

春休みだから、子供のグループが多い。電車が舞浜駅につくと、どっと子供たちのグループがはきだされすぐに階段を駆け下りていく。大人たちからみると、そんなに急ぐこともないのにと思うのだが、そこが子供で、待ちきれないのだろう。はやくＴＤＬの入口に並びたいと、気が急くのだろう。
春休みでさぞＴＤＬは混んでいるだろうと思われるのだが、実はそうでもない。子供たちのグループが多いから客が多いように一見みえるが実はたいしたことはない。大人たちは平日なので、ちゃんと働いている。したがってＴＤＲはほとんど子供や10代おわりの少女であり、こどもの国みたいなものだ。関西からのツアーも多いがそれも若者ばかりだ。
したがってこの時期の平日のＴＤＲは一番いいのかもしれない。夕方になると彼らはほとんど電車だから再び今度は下りの電車が混む。手に手に家へのお土産を提げて、何を食べたとかどのアトラクションがよかったとか口々に興奮した口調で報告しあう。何年後かには、今度は母親父親として子供を連れてくるかもしれない。
つくづく日本の子供たちは恵まれているなと思った。日本ならかなり貧しい子供であってもラジカセをもっていたりゲームをしたりすることは当たり前のことだろう。友達同士で誘い合って休みの日にディズニーランドへ遊びにいく。昔の日本の子供と比べてもとても恵まれているのは確かだ。でも彼らが我々の世代になったとき、自分たちの子供にも同じことをさせられるかどうかは保証はできない。格差はあるだろうし、もっと広がっているかもしれないし、第一もっと結婚ができない社会になっているかもしれない。
そしてみんながＴＤＬで浮かれている間に日本が取り残されていないという保証もないのだ。昔の貧しさや辛さ苦しさそして喜びを思い出すためにはあまりにも豊かに･･･そして鈍感になりすぎた。

タグ：ＴＤＬ　舞浜

雨のディズニーランド

きょうも、よくない天気だった。
最近週末や祝日になると天気が悪いような気がする。もう小中学校も卒業式は終っているところが多いので、きょう20日は子供の来園者が多いのだけれど、この天気ではかわいそうな気がする。せっかく友達同士が誘い合ってきたのだけれど、午後からやめばまだしも、ますます雨脚と風が強くなってきてとても寒い。せっかくのＴＤＬ行きもさんざんなことになってしまう。
でもこれも考えようで、雨のディズニーランドというのもなかなかいいものなのだ。しかし大人にならなければさのよさはわからないかもしれない。ＴＤＬは雨でも楽しいところではある。
でもやっぱり雨は降って欲しくないものだ。