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今年の計 [旅]

あけましておめでとうございます。なんとか新年を迎えられてホッとしています。今年はもう平成も28年、平成に生まれた人もとっくにもう社会の担い手となり、まさに年も取るはずだと思い知らされる。しかしかと言ってしぼむ必要もないので、嫌がられない程度に言いたいことは言おうと思う。それが一番難しいのだけれど。町を歩いてみてもめっきり老人の数が増えたと思う。自分もその一人なのだか、自分だけは老人じゃないという意識も老人そのもの。しかし体力はともかく、意思が生きていれば生きていることには変わりない。2020のオリンピックもあっという間にやってくる。うかうかしてはいられないし、それまでは生きなければならない。昨年、推定で30万人の人口が減少したらしい。寿命が伸びても、それ以上に生まれる人が少ないのだから次第に人口が減ってくるのは当然だ。何度も言うが、最大の日本の課題は人口の減少と少子高齢化だ。人口が増えることによる問題より人口減少に伴う問題のほうがはるかに深刻かつ重大だ。一億総活躍もいいが、その前に人口減少対策省庁も設置してほしい。これは日本のみならず、世界各地の先進国も共通の問題なのだろうが。
端的に言って、日本は子供を産んだり育てたりがしにくい先進国だと思う。個人の負担が大きすぎる。個人も国や政府の支援を宛てにしていないし、自分のことは自分でするつもりだから、だからせっせと貯金するのだ。
そしてシングルマザーやシングルファーザーにものすごく冷たい。まるでそれが悪いことのような視線でみる。私はむしろ一人で子供を育てられることに感嘆し賞賛する。子供は親を選択できない。制約付きの状況のなかで子供を育てる意志の続く親は立派だ。
初投稿だというのに暗い内容になってしまった。しかし暗い内容を続けて実際の現実はそれほど暗くはない、というのが一番いいと思う。今年もくさらない程度に暗い話題を続けていこう。

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