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火車 [きょうの小ネタ]

女性らしい作りてもいれば、そうでない人もいる。小説なら山崎豊子や高村薫、そして宮部みゆきなどだろう。音楽なら中島みゆきや竹内まりやや宇多田ひかるといつたところか。山崎なきあとその骨太な作風は誰が受け継ぐのだろう。高村の小説は女性を全く感じさせないが、社会派というのとは少し違う。アクションとサスペンス、スリルの融合とも冒険小説のいち分野ともいえる。女流小説などととてもいえない。宮部みゆきはトリックやプロットはさしてこれといつたものはない。しかし真実を犯人を追求していく過程と主人公や犯人側の心理の描写が小説にのめりこませる。その描写のリアルさがドラマ化される所以だろう。ペテロの葬列も読んでみたいが、ドラマが終わる前に読んでしまうと面白くないので我慢している火車はクレジットによる債務超過や自己破産により他人になりかわろうとする若い女性を追求する物語だ。ストーリーが進むに連れて犯人を憎めない自分を感じる。決して犯人を憎むことを教える小説ではなく悲しみ同情する小説だろう。
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