甲府のヒロイン [ニュース]
今年はあまちゃんや倍返しが日本を駆け巡ったが、来年は赤毛のアンが日本中を駆けるだろう。女の子なら一度は読んだろうアンシリーズ。そしてアンといえば村岡花子の翻訳だつた。来月は彼女の没後45年。甲府が生んだ英雄は、男なら武田信玄だが、女性なら村岡花子かもしれない。甲府が生んだといつても、わずか11歳で東京の英和女学校に入学し、あとはずつと東京でかつどうした。しかし甲府で洗礼を受けクリスチャンとなる。東京で勉学といつても決して裕福な家庭に生まれたわけではない。しかし学問が必要だという親の先進性で、当時の甲府では珍しかった東京での勉強を始めたのだ。
このことが結局彼女の人生の基盤を固めた。当時の甲府から東京のミッションスクールに勉強することは、まさに海外留学に匹敵しただろう。相当な苦労をして学校を卒業したことは想像できる。その後、出版社の編集者となり、妻子ある男性と恋仲になり結婚する。関東大震災で生活はズタズタになり子供も病気で失う。失意の中から、やがて海外の児童文学の翻訳専門家と転身するのだった。決して平坦な、机に向かっているだけの人生ではなかつた。そこにはアンシリーズのような、苦難にも負けずあすに向かって明るく生きる主人公と重なるものがある。
素材は申し分なく面白い。実在の人物だから、大河ドラマのようなものだ。これをまたブームにできるかどうかは、吉高はじめ演技陣にかかつている。期待しよう。
このことが結局彼女の人生の基盤を固めた。当時の甲府から東京のミッションスクールに勉強することは、まさに海外留学に匹敵しただろう。相当な苦労をして学校を卒業したことは想像できる。その後、出版社の編集者となり、妻子ある男性と恋仲になり結婚する。関東大震災で生活はズタズタになり子供も病気で失う。失意の中から、やがて海外の児童文学の翻訳専門家と転身するのだった。決して平坦な、机に向かっているだけの人生ではなかつた。そこにはアンシリーズのような、苦難にも負けずあすに向かって明るく生きる主人公と重なるものがある。
素材は申し分なく面白い。実在の人物だから、大河ドラマのようなものだ。これをまたブームにできるかどうかは、吉高はじめ演技陣にかかつている。期待しよう。
2013-09-20 10:33
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