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いよいよSIMロックフリーへ [携帯電話]

「NTTドコモは、他の通信会社で使えないように携帯電話に制限をかける「SIM(シム)ロック」を解除できる機能を、6月から順次発売する「夏モデル」約20機種すべてに導入する方針を固めた。国内の携帯大手3社でSIMフリー対応の携帯電話を発売するのは初めて。 夏モデルのうち半数弱が、需要が急成長しているスマートフォンになる見通し。ドコモショップでロック解除の手続きを取ると、手持ちの携帯電話のまま、他の通信会社と契約して使えるようになる。 ただし、大手3社でドコモから乗り換えることができるのは、通信方式が同じソフトバンクモバイルのみで、通信方式が異なるKDDI(au)と契約しても使えない。海外で、通信規格などが同じ現地の通信会社のSIMを差して使うことは可能になる。 短期間で解除して他社へ移ると、2年間の継続利用を条件に受けられた実質的な端末の割引措置を途中で放棄することになり、購入価格が割高になる。乗り換えによってiモードといったドコモ独自の機能が使えないなど、一定の制約もあるとみられる。 昨年6月、総務省がSIMロックを原則として2011年度から解除するよう求める指針を出したのを受け、ドコモはいち早くSIMフリー対応を宣言した。秋冬モデル以降もすべて解除できるようにする方針だ。SIMフリーの流れをつくり、ソフトバンクモバイルが販売する米アップルの「iPhone」のロック解除を促す狙いもある。」(朝日新聞) いうまでもなくドコモがこうする理由の多くは、ソフトバンクの客を奪うためだ。アイフォンは使いたいけれど、ソフトバンクに切り替えるのはいやだと思っている人は多い。ギャラクシーを使いたいけどドコモに換えるのはイヤという人は多くはないだろう。ドコモはハードのSIMをはずすことで自由にキャリアをあとから変えられるようにする。しかし逆にいえばドコモのユーザーがこぞってホワイトプランに切り替える危険性もあるわけだが、ドコモは自信をもっているのだろう。しかしどれほどSIMがフリーになっても、auはいまのところ関係ないわけで、本当にSIMフリーが生きてくるのは共通仕様になったLTEからだろう。そうなればイーモバイルを含めた4社の間で自由にキャリアを換えることができるようになる。

SIMフリーは同じ端末を長い間使うという点からも評価できる。いまの制度では2年ごとに新しい端末に切り替えるということになりがちである。ましてキャリアを変更するとなれぱいやでも端末は新しくなってしまう。同じ端末を10年も使うということができれば、それはそれですばらしいことだ。

本当はSIMフリー以前に、電話や通信料金を下げる競争をやってほしいところだ。学割だの家族割りだのいろんな条件付きの割引ではなく、無条件で安いプランをどんどん出してほしいものだ。SIMフリーによってまた市場が活性化されいい空気が生まれればよいが・・・


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