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けなげなはやぶさ、流星となる。 [ニュース]

もうすぐ日本の試合が始まる。仕事から帰ってきて、夕食を食べてからゆっくりTVで観戦をしようという人も多いだろう。あるいはラジオの中継に耳を傾けながら夜の道を走っている人もいるだろう。勝ち負けは別として、とりあえずはみんなを納得させるような試合振りをしてほしい。
サッカーの試合の前に、小さな小惑星探査船の無事帰還が一足先にわれわれの心を熱くした。実に60億キロという想像もできない距離と7年の時間をかけてはやぶさは戻ってきた。私はいままであまり関心がなかったのだが、ここ数日のはやぶさ関係の報道ですっんりファンになってしまった。このはやぶさの旅行記をまとめるだけで十分ドラマになる。決して映画「アポロ13」に劣らないだけの感動的なストーリーがこの7年もの間日々続けられたのだ。通信の途絶・度重なるエンジンの故障など信じられないようなトラブルの連続をそのつど跳ね返してきょうのゴールの日を迎えたのだから、これを賞賛しなくてどうしよう。
ある意味奇跡そのものといってよく、スタッフが「神がかり的」というのもうなずけるのだ。なによりも日本のいろいろな技術の結集とその運用、そしてどんなトラブルが起きても屈せずに対処し続けるスタッフ一同の鉄の意志と努力・・「負けざる者たち」は、ここにもいたのだ。ハード面だけでもなく、ソフト面だけでもなく、すべての技術と努力の結集しか成功への道はなかったろう。そして最後にカプセルという大きなおみやげを地球にもってきてはやぶさ自身は宇宙で昇華してしまった。はやぶさは星になったのだ。
こういうニュースに接すると、日本もすてたものではないと思う。なんといわれようと、日本人は諦めないのだ。それを世界に示せたことが何よりだ。
それにしても、先の日本人宇宙飛行士たちの活躍といい、日本というものは宇宙に向いている国なのだろうか?
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