ａｕも夏ケータイ 先進と個性が蘇ってきた

KDDIが5月25日に発表したau 2009年夏モデルは、個性豊かな8機種をラインアップ。EZブックコンテンツが快適に楽しめる「biblio」や防水スポーツケータイ「Sportio water beat」、HDムービーカメラ搭載の「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」、ソーラーパネル搭載の「SOLAR PHONE SH002」など多彩な端末をそろえた。 （ＩＴメディア）

ドコモが20機種近く、ソフトバンクも10機種以上発表したのに比べると、ａｕの8機種はいかにも少ないけれど、私は今のａｕはこれでいいと思う。スマートスポーツやＫ＋導入あたりからすっかりおかしくなってきたａｕだけれど、ここにきてようやくかってのヘンなケータイを出して若者にうけてきたマニアックなａｕが戻ってきたと思う。
そもそもドコモをぶったおすために生まれたａｕ。それなのにドコモやドコモのまねをするソフトバンクのマネをして、同じようなケータイを出したってかなうわけもないし、そんなケータイにひかれるユーザーもいるはずがない。ａｕにはａｕらしさをあくまでも貫いて欲しいのだ。そう、ａｕはかってＪホンからひきついだボーダフォンのようになっていた。ドコモ風の中途半端なケータイ。それならドコモのほうがいいのだ。
サイバーショットケータイやイクシリムケータイはａｕからこそ出すにふさわしい。平凡なケータイはもうこれ以上作らないでほしい。そういう点で、いまやａｕはソフトバンクにさえ負けている。なまじっかＮｏ２にいるねのだからゆるんでしまったのだろうか？いまのＡｕにがっかりしたりアタマにきているａｕユーザーは決して少なくないはずだ。
売れなくてもいい。ａｕ以外にはない、そんなケータイを作り続けてほしい。こんどの夏ケータイはそういう点でかなりいいと思う。