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治にいて乱を [疑問]

東京都の石原慎太郎知事は27日の定例記者会見で、北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備をしていることに関連し、「こんなことを言うと怒られるかもしれないが、変なものが(日本の)間近に落ちるなんてことがあった方が、日本人は危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」と述べた(時事通信)
当然批判を浴びる発言だろうけれど、私は同感だ。落ちたほうがよいといっているわけではなく、危機感のなさを憂いていることに注目しなければ幅が狭い。よく日本人は空気と水はタダと思っている、と揶揄されるが、安全についてもそうであろう。日本は安全だ、夜も外出できる、夜カギをかけない家さえある。そういう意識は日本人の根底に絶対無いとはいえない。いまだに振り込め詐欺の被害が0にならないのも、どうにも人を簡単に信じてしまう日本人のよい所の悪用だろうと思うのだ。
もちろん人を警戒したり疑ったりしなくてよい生活や国は、こんなにいいところはない。よけいな気を使わないで暮らせる。しかし日本国内だけならともかく、対外国との関係ではそれではすまない。戦争を何度も起こした過去の歴史の反動からか、日本は戦争そのものを見ない国になってしまったと思う。戦争?そんなものはなかった、とみんなで否定するようなところがある。いざ本当に危険な状態に国がなった場合、いったい一人一人はどうすべきか。あるいは何ができるのか。地震や台風にでさえろくに備えをしないようなのだから、このままではまずいことは明らかなのだ。日本はやはり甘い、なにもかも。
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コメント 1

福岡博多っ子

普通に解釈すれば、海の話でしょう。
全く正しい意見だと思います。

人死にが出れば・・・、と言ったなら問題ありますが、海に落ちたとしても実害はなく、
かつ、危機意識が高まるのだから、おかしいところは何もないですよね。
by 福岡博多っ子 (2009-03-27 22:46) 

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