複雑な･･･

福岡市の公園で、小学1年生の男の子が殺された事件には携帯電話がからんでいる。母親は男の子が行方がわからなくなった時、すぐさま男の子の携帯のＧＰＳを使い探索したがその場所にはいなかったという。そして男の子は母親が数分前に使用したトイレのすきまから発見された。男の子の首はその携帯電話のストラップで絞められたらしい。犯人は少年の首から携帯電話をはずし遠くの場所に捨てたのだ。探索できたということは電源は入ったままだったのだろう。
携帯電話が手がかりとなり、しかしその携帯電話のために殺された。いずれにしてもごく短時間の間のことである。犯人は変質者か。若い男の犯行のような気もする。携帯電話のストラップはそれほど幅が広いひもではないから、それで首をしめるとなるといかに小学1年生とはいえ相当力をいれてしめないとたやすくはない。ある程度の腕力をもっていないとできない。また現場がトイレの近くということから、犯人は何かをしているかしようとしているところに男児と遭遇し、まずいと思ってとっさに首をしめたのか。
いやな事件がおきてしまった。母親はどれほど悲嘆にくれていることか。