その男は月曜日の朝に

よくＪＲの津田沼駅の構内というか前の広場で「かわら版｣というミニアピールのパンフを配っている。はじめて彼をみてからもう何年になるだろうか。はじめはさして興味をもたなかったが、何しろ毎週月曜日になると姿を見せるし、そしてそのかわら版の内容もなかなか的確なことがかいてあるのでしだいに興味がわいてきた。彼ははたせるかな知名度もあがってきたのだろうかその後衆議院議員にも当選した。彼がかわら版配りを始めてから、他の党の地元議員も真似をして違う曜日に瓦版を配るようになった。

私はとにかくクチでうまいことをいって実行をしない政治家と営業マンは信用しないことにしている。彼はとりあえずは毎週月曜日に自分でかわら版配りをしている。自分が議会活動などで出来ないときは他の仲間が配っている。ならそれをする分だけは少なくとも信用してやろうじゃないか、と思っている。
今度その男、野田よしひこ衆議院議員が民主党の代表選挙に立候補するらしい。無投票の再選はよくないというのが主な出馬の理由らしいが･･･。正直あの民主のドンには勝てないと思う。けれど党の歴史は変えられるだろう。彼はいずれは民主党を代表するパーソンの一人にはなるのだろう。徒労に賭ける姿勢が変らなければと思う。