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やっぱりホテルから離れられねえのか [ホテルで・・・]

Aホテルの掲示板をみると、7月度で退職した人は12名。ボーナスが出たから、特に多いのだろう。でも、毎月そのくらいの退職者はいる。正社員だけでこれだから、パートタイマーやアルバイトを入れたら、一体年間何人の人が入り、何人の人がやめていくのか。ホテルはお客さんもそうだが、働く人々もまた集まってはまた翌日でていくところなのである。むろん競争もそれなりにあろうから、残っている人たちはそれなりに仕事ができて当たり前ということにもなる。
なにしろホテルというところは何の仕事でも365日、年中同じで変らないのである。それはそうである。きょう迎えるお客とあした迎えるお客とで与えるサービスが違ってはならない。そのために、覚えるまでは大変な仕事でも、一旦覚えてしまうとこれほど単調なものはない。違うのは毎日くるお客の数だけ。そしてお客が多かろうと少なかろうと、サービスは同じなのである。
ホテルマンとして長い勤務経験のある作家森村誠一氏は、ホテルマンのことを奴隷といっている。そして初期の作品の舞台や登場人物をホテルやホテルマンにしたものも多い。奴隷とはいかないまでも、それに近い面はあるだろうと思う。
多くの人が入り、そしてやめていくホテルではあるが、やめてもまたホテルで働くという人も多い。ホテルの仕事もまた一度やると抜け出せないのかもしれない。どこのホテルでも同じような仕事だからだろう。Bホテルの廊下で、以前Aホテルで仕事をしていた見知った顔の人に出会って驚いた。この人、Aホテルから見えなくなったと思ったら、こんなところで働いていたのか・・・。うん、Bホテルなら働きやすいだろうな・・・・。やはりホテルがすきなのだろうか?
オレも、ひとのことはいえないけれど・・・・・。

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