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開かれた扉 [ホテルで・・・]

ようやく開かれた扉は、そのホテルが潰れない限り永久に閉ざされることはない。
7月8日についにTDHがオープンされた。あいにくの雨天ではあったが、2日めのきょうはまずまずの天気だ。
まったく閑散としているTDRだが、ここだけはまずまずの賑わいをみせている。
7月8日という中途半端な時期のオープンは、むろん本格的な夏休みの繁忙期の到来前にオープンすることが重要だからである。いわばいまは練習期間なのだ。いま泊まったり食事をするお客さまは練習台なのである。しかし3ケ月もしたらもう「練習」ではすまない。TDHが先輩の代表格のヒルトンやシェラトン・オークラといった周辺の先輩ホテル同様かそれ以上のサービスを提供できるかがTDHの成功のカギだ。
芝居のセットとか、ラブホテルと揶揄されるホテルだが、TDHは相当ないい造りをしている。ディズニーらしい重厚さと気品と品格と、そして明るい茶目っ気を表現した建物は鹿島や大成や大林などの日本を代表するゼネコンによって作られた最先端の建物でもある。古臭い皮をかぶせた狼なのだ。
しかしいいホテルは、いい建物や設備をもっているからいいホテルなのではない。
いいスペシャリストたちが素晴らしい技術やサービスを発揮してくれるからいいホテルなのだ。
ディズニーホテルの「イズム」がどれだけ早く固定し確立されるかである。
今後TDHはその地の利と環境のよさから、多くの団体客や観光客の定宿となるだろう。
ライバルではあるが、もしこのホテルが繁盛しないとなると困ったことになる。デイズニーのいごこちのいいホテルで1泊7000円台からのリーズナブルな価格で売るホテルがあまりはやらないとなれば、日本人たちによいホテルをみきわめる眼がないということになるからだ。
勝って当然の新ホテルであるが、現実はそれほどは1888686甘くはない。いかにホテルとして定着していけるかが、これからの目標となるだろう。
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