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過当競争 [疑問]

このまま行けば、セブン-イレブンの店舗数が2万店を超えるという。あと一年ぐらい経てばそうなるだろう。むろん他のライバルコンビニも黙って見ているわけはないから、それぞれ どんどん店を増やしていくだろう。いつたい先行きどうなるのか?それでなくても狭い首都圏がますますコンビニだらけになる。人口減、少子高齢化を騒ぐさ一方で店をどんどん増やしてどうなるのか?また本業のスーパの売上が良くないのも当たり前だ。これだけ店を増やせば、明らかに遠いスーパーより近くのコンビニのほうが売上を増やせる。コンビニもスーパーも売上を増やしたいというのは、買うユーザーが増えない限り欲深い欲求だろう。
そもそもコンビニで働く人がいない。地方のコンビニは雇用の確保に貢献する安定した職業かもしれないが、コンビニの仕事は多岐に渡りなかなかというよりもかなり大変である。単にレジをして釣り銭を渡すというようなものではない。公共料金からATMからファックスから、もちろん品揃えをしたり仕入れをしたり時には弁当を作ったりフライを揚げたりといつたこともする。スーパーや弁当屋や文房具屋に一度に勤めているようなものである。もともと労働者が少ない都会ではコンビニの求人は困難を極める。仕事の割に賃金は安いともいえる。だから求人広告で、飲食店と並んでコンビニの求人は多い。それでも開店するからますます人手不足となる。そこそこ客数は多いから余計である。
このまま出店と販売の競争が続けばどうなるのだろう?コンビニの売上がいいといってもそれは店数の多さによるものだから、その分確実に他の売上を食っている。コンビニが売れれば、弁当屋やドーナツ屋やハンバーガー屋やコーヒーショップの売上は下がるのである。田舎の方ではこれらをもともと兼ねるようなコンビニが多いからまだいいだろうが、都会の方ではライバルが多すぎる。
近い将来、過当競争は大問題となるだろう。作っては閉店し作っては潰れでは無駄もいいところである。
とはいえ、コンビニもまた日本の文化である。もはやコンビニをなくすことはできない。コンビニしか使わないという人もいれば、周囲にコンビニしかないという人もいる。これからは、コンビニをどう付き合うか利用するか、地域に発展させるかが課題となるだろう。

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