碓氷峠に何があつた? [ニュース]
大きなニュースはえてして続く。夜新宿を発車した夜行のスキーバスが碓氷峠を降りたなんの変哲もない道を踏み外して転落し多くの死傷者を出した。死者の多くが大学生という痛ましさだ。夜行で東京を発ち、朝には白銀のゲレンデ。乗客たちの頭の中には楽しいスキーへの期待と幸福感しかなかつただろう。まさか数時間後死が訪れようとは!
これを運命といつてはいけない。楽しい夜行スキーバス、ツアーバスが普通なのだ。しかしその裏には怖い現実もある。乗務員二人も、二人とも死亡してしまったが、運転手の年齢が67だつたのに驚く。やはり長距離は無理があつたのではないか?むろんこの年齢で運転しているバスやタクシーの運転手は多いけれど。しかし生命を預けていることを思うともう少し真剣に考えなければいけない。
こういう事故が起きると、やはり自動運転もあつていいのかとも思う。とつさの衝突の危険を防止したり、コースからはみ出たり前車との距離を近づけ過ぎないようにすることは、事故を起こすよりははるかにいい。バスやトラックの自動運転など、一体何年先になるかわからないが、そのことで事故が防げるようになるのならこれ以上の革命はあるまい。亡くなった方の命は戻らない。どうしたらこのような災厄を防げるのか、考えるのに遅すぎることはない。
2016-01-15 22:07
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