芙蓉の巨人 [映像]
土曜ドラマで芙蓉の人をやつている。もう何度もドラマ化されている名作だ。なんといつても、民間の有志が鉄の意思で富士山頂に気象観測所を建設し冬に気象観測をするという前人未到の活動を成し遂げる。気象観測自体は完遂することはできなかったがその意義は達することができた。むろん現在の富士山測候所のルーツをなすものである。そしてこれを実現したのが野中到千代子という夫婦であつたことがさらに感銘を与える。
ドラマは困難な目的の完遂に向けてひた走る二人をよく再現している。どうしてこの二人が成功したのか、ひとつの理由としては二人が九州の福岡出身者であることではないかと思う。これが東北など寒い地方の出身者だつたならまた違った展開になっていたろう。暖かい地方で先進的な考えで暮らしてきたことが富士山で気象を観測するという途方もない夢を実現させた。それは今で言えば宇宙旅行を初めてしようとすることにも匹敵しよう。誰もが想像さえしなかった夢を持ち実現する。昔の日本人は途方もなかった。
しかし女子高生による同級生殺人も九州は佐世保で起きてしまった。こんなことでニュースの先端には行ってほしくない。それとも九州の人は常識外にあることをするのが得意な傾向にあるのだろうか?
2014-08-03 22:05
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