シスコ、沸き立つ！

いきなりロシフの大統領が北方領土を訪問したり、ＳＦジャイアンツが56年ぶりにワールドシリーズを制覇したりと、それなりに世の中にはいろいろある。ジャイアンツは久々の優勝といっても、すでに6回目というから、かっては名門だったのだ！よくぞ半世紀ものあいだくさらずにがんばったものだ。前回ジャイアンツの優勝をみたほとんどのひとはこの世にいないだろう。それくらいすごい年月で、大リーグの歴史の厚さがまたわかる。

大リーグといえば、今年は日本人選手にとっては実に厄年といってよい。去年あたりもよくなかったが今年はさらにひどいようだ。岩村・二人の松井・松阪・黒田・上原なんてのもいたし井川なんてどうするんだと思う。ヒデキのほうの松井もすでにＦＡは確実でさらにどこからもオファーがこないことも確かのようだ。むろん本人はまだまだアメリカでやりたいだろうが、こればかりはどこからもオファーがなければどうにもならぬ。もう一人のマツイだって危ない。かってどのチームにも日本人選手がごろごろいてみな存在感をはなっていたが、それもつかのま、ほんとに花火のように一瞬だつたなあ・・・むろん別に日本選手への評価がみな下がったわけではない。ただ多くの選手が大リーグへいくようになってわかったことだが、やはり日本の野球と大リーグはなにか違うということだ。何が違うかを説明できないのが悔しいが、とにかく違う。

いやなことは、むこうでダメだった選手が日本にもどってきてまた各リーグに戻って選手でやること。これもなにか違うような気がする。むろんもう一度大リーグを経てきた彼らのその後のプレーを見たい気もするのだが、見たくない気もするのだ。しかしマツイはじめ彼らが来年どんな目に会うのかはみなければならない。