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らーめんラストラン どうとんぼり神座 アリオ北砂店 [食べる]

大阪を代表するいろんな有名ラーメン店での中でもさらに異色ともいえる、知る人はみな知っている「神座かむぐら」がついに東京は下町・江東区まできたというので、これはいかないわけにはいかないだろう。
地方で有名なその地域を代表する有名な料理店が、東京や大阪など大都市に進出して開店するというのは珍しいことではない。店や企業の拡大や発展を望むなら当然の作戦といえるだろう。しかしその結果必ずしも成功するということももちろんいえない。失敗の理由もいろいろあるだろう。一番の理由はその土地の料理はその土地の空気も一緒に食べるからおいしいということではないか。インドで食べるインドカリーが一番うまく、喜多方で食べる醤油ラーメンが一番うまい。それには理由があると思うのだ。
だから地方の有名なラーメン屋にしろカツどん屋にしろ、東京のほうにきてオープンすると聞くとどうしてもひるんでしまう。うわさを聞いて食べに駆けつけて期待したはいいがそのあとでガッカリ、そんなことを何度くりかえしたろうか。実際ラーメン屋にしても、地方から出てきて失敗をしている例は枚挙に暇がないだろう。さて「神座」はどうだろうか・・・
「神座」は、大阪や奈良には15店舗くらいチェーンしているから、それほど小さくはない。そして関東には池袋・渋谷新宿と展開してアリオ北砂店で4店舗目。当然これから千葉や埼玉や横浜方面へ進出していくことだろう。
ただいまからいわせてもらうと、むつみ屋や花月のごとくやたらに店舗はふやしてほしくない。まあそれは神座の方針次第だけれど。

「らーめん神座」アリオ北砂店は、東京都江東区北砂2-17-1 アリオ北砂店のなかのフードコートの中にある。なんだよ、と思うのだけれど、このフードコートもビビンバあり富士宮焼きそばあり、花まるうどんあり、でなかなか迷うのである。週末などはものすごくごったがえすことであろう。神座はそのなかでも中心的存在といってよく、間口もなかなか広い。ラーメンメニューはフードコート用に絞っている。中心は「おいしいラーメン650円」、「煮卵ラーメン750円」などになるだろう。トッピンクがネギや卵もやしなどそれぞれ100円でプラスなので、各自好みで増やせばいいのであるが。それにラーメンを頼むと+200円でアゲギョーザとおにぎり2ケのセットがプラスできるのでこれは追加するべし。中心になるラーメンの味はむろん神座特有の醤油ラーメン。白菜やニラを使った独得のしょっぱい味。店では「3度食べたらやみつきになる」とうたっている。確かに一度食べただけでは「なんだたいしたことないな」と思ってしまうかもしれない。とくに関東系のこってりやあっさりこく、ギトギトネッチョリなどのラーメンをふだん常食しているとものたりないかもしれない。しかしこの懐かしいしょぱさがなんともいえないのである。そのために、また食べたいと思わせてしまうのだ。白菜とニラという、ちよっと意表をつく野菜の起用。これは大阪人の、いや神座の勝利なのか?
煮卵とチャーシューのそのなにげない処理に大阪人の心意気をみよ。大阪に行かなくても神座が食える・・・それだけはいい時代になった。年中無休。
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