手作業をしてボケ防止 [きょうの小ネタ]
手作業をしているとボケが防止できる、とはよく聞くことである。
これは、人間の脳が指に対応している部分が多いためである。そのために指や手を動かしていると能の中でそれに対応した信号が活発に造られ脳が活発に動くということになる。一日ボーっとTVをみているような生活だとこの信号が作られずに脳が動かなくなってしまうということになるだろう。
手や指の運動に限らず、散歩やゲートボールなどの軽いスポーツ、そしてパソコンやゲームなども適度に刺激が生まれて同様のことがいえるだろう。またセックスも同様に刺激もあれば運動もするから老化防止にはいいことになる。よく伴侶を失った人が急速にふけこんだりボケてしまうというのも、夫婦間の対話がなくなったりすることによる刺激の喪失・精神的支えがなくなったことが要因のひとつだろう。夫婦ゲンカも適度であれば生活の張りともなるのだ。
大工さんなど職人さんや技術をもつ人が高齢であっても体が動くし仕事が続けられるケースが多いのもそういった理由だろう。
よく今までさんざん働いてきたんだから引退後はゆっくりしなさい、などとねぎらうが、ボケーッとすることはボケに通じるということになってしまいかねない。人間は死ぬまで動いていなければならないようだ。
そういうわけで私はボケ防止のために通勤時にやむなくゲームをしているのである。
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