ＭＢ-4 ワイマックスの価格

携帯電話のジャンルにこの記事をのせるのもおかしいが･･･とりあえず。
ワイマックスは携帯電話の規格ではない。どちらかといえば無線ＬＡＮの改良型である。2.5ＧＨＺの使用許可を与えられたのはご存知のようにＫＤＤＩを中心とするＵＱワイマックスと、ＸＧＰと称する次世代ＰＨＳになるウィルコムの2つだけ。これは安定して新規格の普及と発展をさせるために2陣営にしぼったのだろう。そのためにおこる寡占状態をなくすために、ワイマックスの業者には広くワイマックスネットを公開する義務がある。なんとしてもこの世界規格を一般的なものにしなければいけないのである。そのために鎖国状態になることが一番こわいことである。なるべく早くまず日本でワイマックスを定着させたいのである。ただ世界で採用されている規格なので
温度差はあっても、日本だけで発達するというものではない。

さてワイマックスの通信料金は･･･月額4480円。これだけである。最低料金とか上限の料金もない。すなわち基本料金4480円のみで、通信料金はただということになる。これはＵＱフラットというものである。
さらに1日だけ使える1ＤＡＹワイマックスというのもあって1日600円。こういうユーザーがいるのかどうか疑問だが。

さてワイマックスは普及には時間がかかる。しょせんワイマックスが使える地域の中で40Ｍという話なのだ。ではワイマックスが使えないところはガマンするしかないのか。こういうときは公衆無線ＬＡＮを使って接続する。
これがＵＱーＷｉ-Ｆｉで、申し込みが必要なだけで使用料金は無料である。

さてワイマックスネットは広く公開して利用させねばならぬため。、ハナから他の業者も参加している。ビッグローブなどもはやばやとワイマックスのプランを掲げていて、料金は同じだが1万円のキャッシュバックなどの特典を今ならつけている。
ワイマックスはデータ通信専門だから当然パソコンと組まなければなんにもならない。いまのイーモバのごとくワイマックス端末とミニノートＰＣとをセットにした販売がされるのは必至で、その価格がどういうものになるのか注目されるし、またイーモバとの苛烈な競争が起きるのも難くない。むろん最初からワイマックスを組み込んだＰＣも発売されるし、それも「ワイマックスと契約すれば30000引き！｣というような販売がされるだろう。いまでもヤフーＢＢと契約すれば大幅に価格を引いて販売されるパソコンはあるくらいだから。

さてこの4480円という値段はいまの携帯のパケット定額の価格と比べても同等だから安いといえる。およそ携帯なら8万パケット以上になればこの上限価格になってしまうから、ワイマックスならこれ以下のパケットになることなどまずないだろう。もしあまりパソコンのネットを見ない使わないという人は･･･
ワイマックスは使わないで、忘れてください。