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わかりづらいケータイの価格 [携帯電話]

店頭でのケータイの価格がわかりづらいと思っているのは私だけか。そもそも今のように本体の価格と通信料金を別々に設定するようになったのは、新規で契約を次々としていくユーザーよりもずっと同じ携帯を使う長期ユーザーの方が不利だという格差を正す意味が大きかったはずだ。ところが現実は、最新機種こそ5万も6万もして高いものの、少し前の機種なら大幅に価格が下がり、中にはただ同然という価格で売られているものもある。そしてむろん通信料金は分離制度導入前よりも大幅に下がっていてのきなみ半額だから、端末代金と通信料金を合わせても分離前よりもかなり下がっていることになる。
なんのことはない、結局のところは「1円」や「無料」のけーたいはなくなってはいないのだ。そして最新機種がどんどん安くなっていく期間が短くなっていく。むろん4ケ月から5ケ月すればすぐ次の機種が出てしまうからだ。その期間をがまんすれば、今は高くて手が出ない最新機種も安くなってくるのだ。これではすぐ買おうとするユーザーはいなくなるだろう。

{もちろん「思ったより売れなかった」「不況の影響で売れなかった」「なんとか純増しなければならない」といった事情もあるだろう。発売当初に分割払いで新機種を購入したユーザーの残額はまだ1年分以上も残っているのに、かたやほんの数カ月後に“ほぼタダ”になっている。これを目の当たりにすると「もう二度と真っ当に買うものか」と思う心理が生じるのは当然の感覚だ。このことは、キャリアがどんなによい端末を用意しても、誰もが様子見して本来の価格で買わなくなる危険性をはらんでいる。
 というわけで、既存ユーザーが「普通に使い続けるのは損」「普通に端末を購入するのは損」と思ってしまうような“過剰な新規契約だけの優遇”はどうにかしてほしいと切に願う(ITメディアの記事より)}

これを逆に利用すれば、機種変更の必要もなくなる。本体がただ同然になるならば、いまの機種を解約して機種変更やMNPをするよりも、新しくもう1台新規に契約してしまったほうが安いということもありえる。とくに同じキャリアで通話しほうだいが可能なイーモバイルやソフトバンクなら、価格が安い機種も多い。そしてもし2台めのほうが気に入って1台めのほうが不要になってくれば、2年の契約が満了時に1台めを解約すればよい。こうすれば2年契約途中解除の9950円は必要ない。9950円分新しい携帯で使ったほうがよいという考えもなりたつ。
むろん1台めも必要とあれば2台もっていればよい。ビジネスではauかドコモで、プライベートでは家族も自分もイーモバかソフトバンクを全員もたせて、がんがんメールや電話をしまくるというのもありだろう。

結局、どう制度を変えても、売れなければ安くせざるをえないという状況が最初にあらわれるのがケータイ業界というところなのだろう。

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