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MNPでイーモバイルに [イーモバイル]

11月の新規契約者数の動向をみると面白いことに気付く。ソフトバンク・イーモパ゛イルの新規契約はあいかわらず10万単位で好調だ。しかしドコモ・auの2強は増えてはいるもののたいしたことはない。これは新機種を出したかどうかということとはあまり関係がないようだ。すなわち新機種を出したからといってすぐに契約者が増えるわけでもなく、また新型を出さないからといって急速におちこんでいくというものでもない。 結論的にいうと、各キャリア・メーカーが心血をそそいで開発する新しいケータイは、期待されるほどにはシェアの向上には寄与しないということだ。その証拠にいまだ906シリーズだってそこそこ売れるのである。というかショップは906をここぞとばかり売り込んでいる。むろん旧機種のほうが値段を下げやすく売りやすいという現実があるからだ。ましてやいまだ300万人もムーバの利用者がいるドコモの状況は、一つのケータイをずっと長い間使い続けるというユーザーも相当いるということを証明するものだ。その人たちはそう簡単には新規に購入したり機種変更はしない。 またMNPの転入数も、ドコモとauはマイナスで、ソフトバンクとイーモバはプラス。イーモバのMNP増加はわずか500だが、それでもドコモ・auからソフトバンクやイーモバに移った人がいるということだ。むろんソフトバンクは転入がずっとプラスを続けている。イーモバにしてもこれからは転入がプラスを続けるかもしれない。 いうまでもなく、イーモバやソフトバンクのほうがドコモやauよりも端末料金も毎月の電話料金も安いからである。一月ではわずかな差でも、これが1年間や24月使い続けているとその差はバカにならない。そしてここでもまた、すべてのユーザーがそれほど毎日ひんぱんにネットをみたりメールをしているわけではないという結論におちつく。ネットの速度もHSDPAにより3.6Mや7.2Mがあたりまえとなった今では、980円の追加で電話やメールや同一キャリア同士の電話が定額になったほうがありがたいといえる。 今後本当に生き残るためにはauもドコモも、やがては通話定額にふみきらざるをえなくなるのではないかと思う。 これからますます景気が厳しくなることが予想される状況で、どこが伸び、どこが沈んでいくのかをユーザはつぶさに見届けなければならないだろう。
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