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悲鳴が聞こえないのか [ニュース]

民間信用調査会社の帝国データバンクが11日発表した10月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同月比13・7%増の1231件となり、集計基準を改めた2005年4月以降で最多となった。
 1月からの累計は1万524件に達し、年間でも05年以降、過去最高となる可能性が強まっている。
 負債総額は前年同月比約2・2倍の約9790億円で、基準変更後ではリーマン・ブラザーズの日本法人の破綻(はたん)などがあり過去最高となった前月に次いで2番目の高水準となった。10月は、中堅生命保険の大和生命保険が更生特例法の適用を申請するなど、負債100億円以上の大型倒産が12件発生した。(読売新聞)

やはりこうなってきた。当然のことだ。これよりも小さな負債の倒産や廃業や閉鎖や夜逃げとなると、もう数え切れないだろう。「カムイ伝}の1コマではないが、飢饉で食料がなくなった藩から農民が逃散したりうちこわしが起こったりする情景が思い出される。全国でゴーストタウンが増えている。どんなに地方の活性化を叫ぼうと、我々アリは先行きのない村や町をすて、より蜜のある都会へ都会へと集まっていく。都会なら残飯をあさってもなんとか生きていける。田舎ではゴミすらないのだ。給付金などお笑いだ。助ける気があるなら、ちょっとだけ資金がない中小企業や町工場をまず助けるべきなのだ。そうすればその中の従業員や家族が助かる。フリーターやニートや派遣社員を一切許さない法律を作れ。正社員かそうでないかを問わずすべて時給制にしろ。日本には正社員か公務員か自営業か自由業しかいない制度にせよ。いままで一度でもそんな法律を作ったためしがない。やれないのではなく、やろうとしないのだ。給付金だの高速道路の値下げだの、ふだんの生活に縁のないところでなぜ金を出すのか。まずすべての食料を半額か2割引にせよ。明日どうするか考えあぐねている人々の悲鳴が、ある人々たちには聞こえていないのだ。
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