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また砂糖の話 [食べる]

ヒトの脳がブドウ糖をエネルギー源として働くことはご存知だろう。かんじんなことはブトウ糖でしか働かないということである。したがって脳のためにいかにビタミンやたんぱく質やらをとってみてもそのためには効果がない。DHAやEPAも脳の働きをよくする潤滑油的な役割をするが、脳を動かすエネルギーそのものではない。しかも脳はその大きさに比べてとても大メシ食らいだから、常に消化器官はせっせとブドウ糖を作り、脳は激しくブドウ糖をせっせと燃やす。書き物や勉強などの脳を使う活動を続けると激しくおなかがすいてくることや、疲れてくると甘いものが食べたくなるのは脳がウネルギー補給を要求しているのである。ちょっと一息入れるのにアメやキャンデーやチョコなどを口に入れるのはとてもいいことだ。しかしブドウ糖の補給源として優れるのはなんといっても砂糖である。砂糖は消化吸収が早いのでスグエネルギーに変る。子供がやたらに甘いものを食べたがるのは、体も頭もめいっぱい使っている子供ならごく当然なのだろう。また砂糖はぱんやケーキの老化や腐敗を防ぐ役目もする。甘い味をつけるだけではないのだ。
子供が虫歯にならぬようにと、砂糖を使ったケーキやお菓子や飲み物を極度に制限して与えないようにしているお母さんもいるが、かえって怒りっぽくなったり元気がないようになってしまう。要は与え方であって、砂糖に限らずなんでも食べさせすぎれば体にいいわけがない。砂糖を適度に子供に与えるのも親のつとめであろう。
しかしこの砂糖もいま別の意味で危機にある。砂糖の原料のサトウキビがエタノール燃料の生産のために供給が逼迫しているからである。

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