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やはり闇へと・・・ [ニュース]

石家荘(中国河北省)=加藤隆則】中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国公安省が有機リン系殺虫剤「メタミドホス」の中国内での混入を否定する記者会見を開いて以来、ギョーザ製造元の「天洋食品」(石家荘市)の工場で、加工作業に携わる従業員のほぼ全員が退職したことがわかった。(読売新聞)

つまりほとんどの従業員が退職というか解雇になったということだろう。中国は原因が少なくとも中国側にあることを認めないまま、疑わしい人と場所を闇においやろうとしているのだ。そのうちには工場の建物も壊されあるいは閉鎖されるかもしれない。怪しいのはこの工場であるということは中国側もわかっているはずだ。そしてこの隠蔽行為に対する世間や世界からの批判を予測した上でなおこれを実行するのが中国らしい。そう「臭いものには蓋」だ。そして臭かろうが臭くなかろうがあやしいものはとにかく穴に入れて蓋をしてしまう。
かって肉まんダンボール事件が、結局は報道したTV局の捏造だったとわかる前にも中国当局は同じようなことをした。つまり問題のタネとなった肉まん店のあった建物一帯をすべて破壊し撤去してしまったのである。関係のないひとびともみな住居を失ってしまったのだ。今回も関係のない従業員が職もすみかも失い工場を出て行った。
一方でまだ有毒の農薬が混入されている冷凍食品がその後もみつかっている。事件は終らない。
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